Postfix でメールサーバ

◆ about Postfix

MTAという分類に入るメールサーバのデーモンの1つです。

その他に有名なものといえばQmail、Sendmailがありますね。
Sendmailはバグなども多くQmailは独自系のものがあり
設定が分かりやすく高機能なPostfixを選びました。
Vineでは標準で入っています。

いじる設定ファイルは基本的に1個でOKなのも管理が簡単。

◆ main.cfで設定

設定ファイルを編集しますので
/etc/postfix/main.cf をviなどで開いてください。
# vi /etc/postfix/main.cf

# サーバのドメインに当てはめる
myhostname = xxx.dip.jp
mydomain = scne.jp

# LAN・ルータによってあわせてください(192.168.0.0)
mynetworks = 192.168.0.0/24, 127.0.0.0/8

myorigin = $mydomain
inet_interfaces = all
smtpd_banner = $myhostname ESMTP
alias_maps = hash:/etc/postfix/aliases
alias_database = hash:/etc/postfix/aliases

# この2つは必須。間違ってもnoにすると何もかも拒否します
allow_percent_hack = yes
swap_bangpath = yes

# メールを受け取るドメインを指定
mydestination = $myhostname, $mydomain, sub-serv.jp

#以下は不正中継防止設定
smtpd_helo_required = yes
disable_vrfy_command = yes
strict_rfc821_envelopes = yes

allow_untrusted_routing = no

smtpd_client_restrictions = permit_mynetworks, reject_unknown_client, permit
smtpd_helo_restrictions = permit_mynetworks, reject_invalid_hostname, reject_unknown_client, permit
smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks, reject_sender_login_mismatch, check_relay_domains
smtpd_sender_restrictions = reject_unknown_sender_domain, reject_sender_login_mismatch
smtpd_etrn_restrictions = permit_mynetworks, reject_invalid_hostname


# /etc/rc.d/init.d/postfix restart ←Postfixの再起動。reloadで通常OK
これを設定することにより、メールの送受信ができるようになります。
また、アドレスは作り放題です。
$mydestinationで指定したのが@の後半、
前半はサーバのユーザ名です。

ユーザ名がuser、mydestinationがserver.jpなら「user@server.jp」
アドレスは基本的にユーザを付け足すだけで増量OK!

◆ 転送メール
転送メールを発行する方法もついでに紹介しておきます。
ここでの応用としてはrootなどに対して「/dev/null」を指定すると
「rootに届いたメールは、すべて破棄」といった設定が可能です。
# vi /etc/postfix/aliases

user second
空白はすべてTABで、
転送名 [TAB] 転送先という記述になります。

転送名:@より左側の部分。既にユーザがいてもいなくてもOK
転送先:実在するユーザ名や、転送先メールアドレスなど

◆ Submission Port への対応
上記設定のままでも使えますが、
 ・外出先から使う
 ・知人などにメールアドレスを貸し出す
といった場合、相手方のプロバイダがOutbound Port 25 Blockingを採用していた場合
規制されてしまいメールの送信が出来ません。
その回避策として、上記システムを採用しているプロバイダではSubmissionPort(587port)の利用を推奨しています。
(つまり、SubmissionPortに対応しておくと外出先から使えないとかいう事を防ぎます)
Outbound Port25 Blockingは大手プロバイダを初めかなり普及しつつある迷惑メール防止策ですが
正しく利用している人々にとっては従来通り使えず不便きわまりないですね。

これから必要になると思われますので、Submission Portへの対応をしておきましょう。
なお、Postfixのバージョンは2.0以降(2.x)でないと対応できません。

# vi /etc/postfix/master.cf

submission inet n - n - - smtpd
# ↑を追記
# (最新バージョンでは既にコメント文として入っており、その場合
# 先頭のコメント記号(#)を外すことでも可能。
:wq
# /etc/rc.d/init.d/postfix reload
最後に、ルータで587ポートを開放して完成です。


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